私たちワイヤレスネットワーキング研究室では、現代社会にとって不可欠な無線通信技術を活用した研究を行っています。「資源を有効活用するためのウェイクアップ制御」や「無線ネットワーク制御による災害支援ロボット」、「AIや機械学習の普及を見据えた通信プロトコル設計」など、無線通信の分野において、多角的に社会へ貢献することを目指し、日々研究に取り組んでいます。
研究活動はもちろんのこと、定期的なイベント(ゼミ旅行、フットサルなど)も実施しており、研究室内の交流も非常に活発です。


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当研究室では、Wi-Fiや5Gのような既存の無線通信システムが抱える課題を解決する技術や新たな無線通信の応用について研究をしています。無線通信の可能性を最大限引き出し、その使い道をどんどん増やすことで社会に貢献することを目指しています。
一緒に未来の無線通信システムを考えましょう。



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群移動センシング

数多くのロボットが複雑なパターンに従って移動しても、高信頼な情報交換を実現できる無線ネットワーク制御や、ロボットが群れを形成しながら未知環境に存在する目的物を探索し、その目的地に対して必要とされる作業を行うための移動制御について検討を行っています。



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Wi-Fi (無線LAN)の高度化

多くの分野で求められている映像伝送に注目し、ドローンのような移動体からの映像伝送や工場等金属の遮蔽や工作機械からの干渉が存在する厳しい運用環境での映像伝送を高信頼化する方式の設計、実装、実験評価に取り組んでいます。



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電波を活用した無線センシング

伝搬過程で生じる信号の位相や振幅といった物理的特性の変化を捉えることで、空間の状態変化を推定する技術です。WiFi電波の振幅特性や位相特性を含むCSIを活用することで、人の存在や動作、移動を推定する研究を行っています。また、BluetoothのCS (チャネルサウディング)から得られる位相特性を利用することで、低消費電力かつ高精度なセンシングを実現する研究も行っています。



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6G時代を見据えた通信プロトコル

6Gでは、監視カメラや各種センサといった多様な端末から効率的に情報を収集し、社会のさまざまな課題解決に役立てることが求められます。本研究では、その実現に向けて、無線ネットワーク上での情報収集を効率的かつ高信頼に行うための通信プロトコル設計に取り組んでいます。



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データ収集におけるウェイクアップ無線

待ち受け動作による電力消費はIoT機器のバッテリー持続時間の減少に繋がります。IoT機器の普及や多様化、機械学習に代表されるデータ処理技術の発展により、大量に配置されたスリープ状態のIoT機器の中から必要なデータを保有している機器のみを選択的に起動する技術が必要になると考えています。このようなデータ指向ウェイクアップ制御により、真に必要なデータの収集のみに貴重な無線資源(周波数・エネルギー)を費やすことを目指しています。



〒564-8680
大阪府吹田市山手町3-3-35
関西大学システム理工学部 第4学舎 第3実験棟2階
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